土間にある太い柱は、こんなに広い幅が必要なのでしょうか?

ゆったりとした敷地に建てられた、コの字型をしたプランの平屋。庭を囲み、多世代が互いに距離感を適度に保ちながら暮らせるように配慮。共有の玄関から続く通り土間が、世代をつないでいます。
スペック
敷地面積:592.09㎡(179坪)
床面積:171.74㎡(52坪)
用途地域:準工業地域
許容建ぺい率:60%
許容容積率:200%
構造:木造在来工法平屋建て
竣工:2014年5月
家族構成(当時): 祖父母世帯(夫・妻)、親世帯(夫・妻)、子世帯(夫・妻)、長男、犬2匹
- 設計者
- 松原正明
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外回り・土間
外構・テラス
低く、伸びやかに広がる平屋
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周囲には畑と住宅が点在する広い敷地にあって、高さを抑え、軒の深い寄せ棟屋根を抱く外観。玄関に至るポーチには正面に低い塀を立て、裏にはベンチが設えられている。駐車スペースの脇は勝手口に通じる。
通り土間
部屋と世帯、
世代をつなぐ通り土間
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四世代が適度な距離を保ちつつ仲良く暮らせるよう、通り土間を計画。玄関からリビングへ、また子世帯の趣味室や畳の部屋へとつながり、互いをつなぎます。和室は離れのようで、客が宿泊する際にも使えます。
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和室の入り口にある木の棒は、なんのためですか? 手すりでしょうか。
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自転車を掛けるために、特別に必要なことはありますか?(壁や床など)
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廊下の壁に付いている板は、手すりですか?
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土間がある家だから起こるスペシャルな体験とかありますか?
中庭
コの字型に囲い
どこからでも楽しめる中庭
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どの部屋からも植栽を楽しめるように、庭を囲うように建物をコの字型に配置。ダイニング脇のデッキテラスには通り土間からもスロープでつながっているので、駐車場からバリアフリーで到達できます。
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庭の背の高い木は、なんですか?
芝を元気に保つコツはありますか。 -
雨樋が付いているところと付いていないところがありますか?
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引き戸の戸袋には、隙間が開いているのでしょうか? なぜでしょうか?
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デッキの板には、何を使っていますか? メンテナンスはどの程度必要ですか?
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デッキテラスがこんなに広いのは、なぜでしょう?
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薪ストーブの薪は、雨に降られても大丈夫なのですか。
LDK
ダイニング・リビング
南北に大きな窓を
設けたダイニングとリビング
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多世帯の全員がゆったりと食事できる広さをもたせたダイニングでは、南北両方の庭を楽しめる大きな窓を設置。リビングまで続く通り土間には、石が敷かれています。またリビングのソファに対面するように、薪ストーブが置かれています。
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壁は漆喰のようですが、天井も漆喰塗りでしょうか?
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ダイニングテーブルにかけられている照明器具は、既成品ですか?
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ダイニングテーブルは大きそうですが、オリジナルでしょうか。
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障子戸の一番下が板なのは、なぜでしょう?
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床のスリットのようなものは、空調でしょうか?
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暖炉や薪ストーブのある生活に憧れますが…、メンテナンス、燃料の調達、ランニングコスト等もですが、CO2の排出問題など、地球温暖化に逆行していないでしょうか?
キッチン
家具のように設えた
オープンキッチン
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親世帯と子世帯が共用で使う、オープンなアイランドキッチン。ダイニングに面したカウンターにシンク、壁側にコンロを設置。カウンター上の家電は扉で隠すことができます。脇には勝手口につながるパントリーを設けました。
個室
子世帯寝室・子供室
互いの距離感を保ちながら
緑を楽しめる個室
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多世帯の家族の個室同士はプライバシーを保つために距離を持たせて配置し、さまざまな角度から庭の緑を楽しめるように。子世帯の主寝室には書斎コーナーとクローゼットを併設。子ども部屋にはロフトを設けています。
祖父母・親世帯個室
スムーズな動線と
バリアフリーに徹した祖父母の個室
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祖父母の寝室は、家族の集まるダイニングと水廻りに近い位置に配置。外からも通り土間とデッキテラスを経由して行き来が可能。部屋の出入りは引き戸で、車椅子でも通りやすく。親世帯の寝室は、収納を設けた廊下を挟んで配置しています。
水回り
洗面・浴室
集約させながら
視線に配慮した水廻り
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祖父母と親世帯のための洗面・脱衣・浴室は一直線につながる間取り。壁と天井を板張りとした仕上げで、北側の庭の植栽を眺める窓を設置。子世帯の洗面脱衣室や浴室、寝室は玄関から直接見えないよう、斜めに振られています。
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壁を漆喰で塗ると、スイッチ回りが特に汚れないでしょうか。メンテナンスはできますか?
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浴室の扉は、折りたたみのものでしょうか?
見えないので。 -
浴室の壁は、天然木ですか?
傷みませんか? -
洗面の下が開いているのは、車椅子でも使えるためでしょうか?
#1
浸水や水害にはどのように対策をしておけばよいのでしょうか?敷地選びが大切とは思うのですが。
お書きになったように敷地選びが大事です。
候補の土地がありましたら、役所にて過去の洪水氾濫情報を調べる。インターネットの過去地図を見て参考にする。
近くの川と土地の標高を調べる、などを先ずやってみると良いでしょう。
#3
昨今の暴風雨を見るに、屋根や庇が出ていると不安になります。家造りではどのようなことに気をつけておけばよいですか?
台風だけを考えると軒は出てない方が良いのですが、雨の多い日本では軒が出ていた方が家が長持ちしますし、夏の日差しを遮るにも優れています。暴風には屋根の構造と金物で対処することにより屋根が煽られるのを防げます。
#5
平屋に憧れています。平屋にできる条件等はありますか?
必要な敷地の広さがあれば可能です。
#7
勝手口の洗面台は、なんのためでしょうか?
飼っている二匹の小型犬の散歩後の足を洗うためです。
#9
屋根は、金属板ですか? 上のほうと下のほうでは、葺き方が違うのでしょうか?
ガルバリウム鋼板の平葺きですが、太陽熱を採り入れる部分のみ縦ハゼ葺きとしています。